社内SNSで社員のつながりはどう変わるのか?
縦割りのつながり
現在の日本企業では、各部門ごとに縦割りになっているところが多いかと思います。
この場合、社員の活動範囲(つながり範囲)は、自分が所属している部門内で収まってしまいます。
社員旅行があったとしても、年に1度しか会わない別部門の人では部門を超えたコミュニティとは言えないでしょう。
A地点とB地点をつなぐ1本道しかないのと変わりません。その道が舗装もされておらず、アップダウンも激しい険しい道だとしても、脇道がないのでまっすぐ進むしかない。でも見えていないだけで脇道があるかもしれません。
蜘蛛の巣のようなつながり
「新たな可能性」(脇道)というものは、身近なところに埋もれていることがあります。埋もれているという【目に見えていない状態】(縦割りで別部門との接点がない)では、プロジェクトの抱える課題を解決できる人、プロジェクトに貢献することができる人が、別部門にいたとしても、その人を簡単に見つけることができないのです。
また自分が貢献できるプロジェクトや課題があったとしても、その存在を知ることが難しいはずです。
これを改善させるには【蜘蛛の巣】のように、社員と社員がつながっている状態がベストです。
社内SNSの可能性
社内SNSでは社員同士がインターネットのように蜘蛛の巣状につながることができるため、「課題」と「その課題を解決できる人」の出会う場所を担うことができます。
社内SNSを導入することで、社内のコミュニケーションにWEBの力を加えることができます。
WEBの力とは「時間と場所に囚われない」コミュニケーションを取る為に、全員が同じ時間に同じ部屋にいる必要がなくなるのです。
社員が社内SNSでアカウントを持ち、プロフィールを作ることで プロジェクトで何か行き詰ってしまったときに、それを打開できそうな経験やスキルを持っている人を見つけやすくなります。
遠藤聡
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